本来の自分を知る!ネイチャー理論の世界へようこそ

一人一人の生まれ持った能力特性を知るネイチャー理論のブログです

ネイチャー理論と思春期の子育て

ネイチャー理論」をお伝えするようになって約3年。

本当にいろんな場面で、これがあってよかった!と思う日々です。

 

昨日は音更町で、「思春期の心育て講座」と題して、

思春期のお子さんを持つ親御さんのための親子コミュニケーションのお話をしました。

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事前に担当者の方に「ネイチャー理論」をご紹介したところ、

「これを使って個別の相談ができないでしょうか?」というご提案をいただきました。

それはいいですね!ということで、

講演の終了後、3組の親御さんに、お子さんの能力特性の解説と、

親子の関係性を解説、子育ての悩みをどう解消するか、という

具体的なお話をさせていただくことができました。

 

特に、思春期は、ネイチャー理論では、

持っている能力特性に変化が起きる時期、と考えています。

中には、一生、同じネイチャータイプで行く人もいるのですが、

多くの場合、程度の差こそあれ、タイプの変化があります。

 

ネイチャータイプが変化する、とは、

喩えて言えば、

今まで乗っていた車がいつの間にか全く違う乗り物に変わっているのに、

それに気づかず、今までと同じ運転方法をしていて、

なぜか、ガードレールにぶつかったり、エンストしてしまったり、

全く思い通りに運転できず、その理由すらわからなくて、

イライラ、モヤモヤしてしまう、というような感じです。

 

その結果、攻撃的になったり、逆に引きこもってしまったり、

といった行動が出てくることもあります。

 

数ヶ月〜数年をかけて、徐々に自分の新しい乗り物の操縦方法を覚え、

ぶつからずに運転できるようになる、

これが、通常の思春期の乗り越え方です。

 

でも、側で見ている親としては、

「どうしちゃったんだろう?」と不安にもなるし、

何かしてあげたくても、どうしてあげたらいいのかがわかりません。

 

そこで、ネイチャー理論を知っていると、

思春期に起こる変化をあらかじめ知ることができます。

変化を「成長」と捉えて、

 

あなたの乗り物は、今、こういうものにかわろうとしているんだよ、

だから、こういう風に運転してみてごらん。

きっとうまくいくよ。

 

こんな風に言ってあげられたら、

子どもはどれだけ、安心して過ごせることでしょう。

そして、親も、子どもを信じて、支えてあげることができます。

 

そう、かくいう我が家でも、息子の変化に合わせて、

伝える内容や伝え方を工夫しています。

その結果、日に日に、落ち着いて、集中力がついてきたように見えます。

 

思春期は体も変化するし、

勉強に部活に恋愛?に、ホントにやることがいっぱいで忙しい!(笑)

そんな時に、なんだか今までのようにうまくいかないなあ、と

悩み始めてしまっては、せっかくの青春の楽しい時間を

台無しにしてしまいかねません。

その子にとって、一番取り組みやすい方法を教えてあげること、

親がするのはこれだけでいいのではないかと思います。

 

親も子も、成長過程すべてを楽しめるように。

ネイチャー理論を子育てに活用!というのも

広めていきたいな、と思うのです。

865のすごい人を見た!

ネイチャー理論のことだけを書くブログを作りました♪

これを読んで、ネイチャー理論の面白さを知ってもらえたら嬉しいです。

 

さて、今朝、NHKの「あさイチ」を見てて、感動したことがあります!

大ヒット中の映画「君の名は」のプロデューサーの川村元気さんです。

トークを聞いてて、「この人、すごい面白い!」と思って、

すぐに生年月日を調べました。

これね、私の趣味なんです(笑)。

 

そしたら、ネイチャータイプは865。

 

ネイチャータイプで、8=社交性・発散と5=理性・調和の2つを持っていると、

結構、この相反する要素が自分の中で葛藤を起こしてしまって、

なかなか人生うまくいかない人が多いんです。

私の周りも、865で大ブレイクしている人ってあまりいなくて。

 

でも、この人は違う。

 

まず8の持ち味は「コーディネート・アレンジ力」。

映画全体、企画・キャスティング・脚本・プロモーションと

全てを見渡す力は、8ならではです。

しかも、言語の表現力が素晴らしいのです。

川村さんは、映画づくりについて「漁師さんみたいなんです」と。

え?なになに??

その先を聞くと、こうです。

「魚を追いかけても速すぎて追いつけないので、

あの辺に魚がきそうだな、と思うところに先回りして、

網を仕掛けておく、そんな感じです」

うーん、うまい!

そう、8の人は、何かを表現するとき、多彩なたとえ話やエピソードを駆使して、

本当になんでもわかりやすく説明してしまうのです。

 

そして、6=知性・情報。

映画の企画から最終的な興行収入まで、これがこうなってああなって・・・

ゴールまで完全に見通して戦略を一気に立ててしまうスピード感。

まさに6の真骨頂が出ていました。

 

最後に5=理性・調和。

これは、無意識にいると、周囲の空気感に合わせてしまう、とか、

多数派の意見に同調する、という、若干ネガティブな面が出やすいのですが、

彼は、「みんなが何となくそう思っている、という方向をキャッチする」

ということにこの力を最大限に使っていました。

「そろそろ、みんな、こういう映画を観たくなるんじゃないかと思って」

という発言が、まさにそれを表していました。

 

ネイチャータイプには、優劣や良し悪しはないんだよ、

といつも説明しているのですが、

なかなか、全てをプラスの方向に活かしている人は多くはありません。

苦手なこと、できないことに目が向いてしまって、

自分を認められない人も多いのです。

 

今日、865で大ブレイクした川村元気さんを見て、

やっぱり、どんなネイチャータイプも使い方次第だ、と唸らされました。

まだまだ、私が皆さんにお伝えしなければいけないことがたくさんある、

そう思って、なんだか嬉しくなったのでした。

 

ネイチャー理論って何?

自分のネイチャータイプってどんなものなの?

知りたくなったら、こちらをご覧くださいね。

 

naturetheory.jimdo.com