本来の自分を知る!ネイチャー理論の世界へようこそ

一人一人の生まれ持った能力特性を知るネイチャー理論のブログです

自分のストーリー

講座を開いたり、研修の講師をさせていただいたり、
あるいは、個人コーチングをしていて感じるのは、
「自分のことを好きじゃない人が多いなあ」ということです。

あなたは、普段の会話の中で、
こんな言葉を使うこと、ありますか?
 
・自信がない
・やりたいけど、難しい
・私には無理
        などなど・・・

もし、やりたいことがあれば、全部やったらいい!
と私は考えています。

そんな無責任な!
やりたいことはあっても、今就いている仕事があるし、
時間もお金も足りないし・・・
どうやってそんなことが可能になるんですか?
と、そういう声もあるかとは思います。

これをどう突破するか、
ずっとそのことを考えていたら、
ちょうど今朝、とあるTEDのスピーチに出会いました。
「幸せを目指すだけが人生じゃない」というタイトル。
その中で、「生きがいの4つの柱」という話がされていました。
その4つとは、
 ・結びつき
 ・目的
 ・超越
 ・ストーリーテリング
だというのです。

その中でも、この4つ目の「ストーリーテリング」というものが、
非常に興味深い!と思いました。
興味のある方はこちらをぜひご覧になってみてください。

goo.gl

人は皆、自分のストーリーを持っていて、
そのストーリーがどのようなものであるかによって、
人生の意味が変わってくる、というのです。

これを聞いて私はハッとしました。

日頃から「できない」「難しい」「無理」と言っては、
やりたいことをせずにいる人たちは、
自分自身を悲劇のヒーロー・ヒロインとして、
自分のストーリーを書いてしまっているのかもしれない!と。
 
悲劇のヒーロー・ヒロインは、
スーパースターになってはいけないし、
幸せになってもいけない、夢を叶えることもNG!

これでは当然、やりたいことは実現しませんよね。

では、どうするのか。

ストーリーを書き直せばいいのです。
自分自身を、自分が大好きな主人公として、
新しい物語を書く!

自分のストーリーですから、
どう書こうと誰にも文句は言われません。
それに、何度書き直すのも自由です。

いじめられて辛かった経験は、
「人の痛みを学んだ経験」に、
仕事に恵まれず、鬱々として過ごしていた日々は、
「自分が本当にやりたいことに出会うための旅」に、
と言った具合です。

私自身も過去を振り返ってみると、
自分を悲劇のヒロインに仕立てたストーリーを
後生大事に持っていた時期があったと気づきました。
でも、少しずつ、何年もかかって、
実は、自分のストーリーを違う話に書き換えていたんです。

「人生は筋書きのないドラマだ」なんていう言葉もありますが、
それなら好きに筋書きを書いちゃえ!
と思うと、なんだか私はすっかり楽しくなってしまいました。

■あなたのストーリーでは、ご自身はどんな主人公ですか?

 

創造力豊かな子は育てにくい???

芸術家やスポーツ選手など、
独創性やクリエイティブな力を発揮する人たちは、
どんな育ち方をしてきたのか。
結構、興味のあるところではないかと思います。

よく「子どもはみんな天才!」と言いますよね。
ところが、この、天才的な創造性を発揮するタイプは、
幼少時は「育てにくい子」という印象を持たれたり、
発達障害の疑いがある、と言われやすいようです。
子育てに関する相談で、圧倒的に多いのがこのタイプなのです。

ネイチャー理論でみる人の能力特性では、
ネイチャータイプ「3」を持つ人を
「クリエイタータイプ」と呼んでいます。

この3の人は、自分の頭の中に、
もう一つの世界観を持っています。
これを「インナーワールド」と呼んだりします。

この世界はとてもイメージ豊かで、
おとぎ話の世界だったり、宇宙だったり、
あるいは、太古の昔、はたまた見たことのない未来・・・
どんな状況設定も自由にできてしまいます。

 

この、頭の中の世界で自由に遊ぶことができると、
現実世界で人とのコミュニケーションをとったり、
自分の頭の中の世界を言葉にしたり、
ということの必要性を感じないので、
結果として「言葉が出るのが遅い」という現象が起こります。

また、3の子どもには共通した遊び方の傾向があります。

  • 集団遊びに関心がなく、一人遊びが多い
  • ミニカーやお人形などのおもちゃで遊ぶ時、這いつくばったり横になったりして、おもちゃに自分の目線を合わせて遊ぶ

大人から見ると実に不思議で、
どうしてそうなるのかわからない場合もたくさんあります。

3の人が個性を生かすと・・・

最近大人気の俳優・高橋一生さんは933という数字ですが、
とある番組のインタビューで、こんな話をされていました。

ーーーーーーーーーー
小さい頃、人とコミュニケーションが全く取れず、
それを心配した祖母が児童劇団に入れてくれた。
普段のコミュニケーションは苦手なままだったが、
役になりきって演技をするということを通じて
自分を表現することができるようになった。
ーーーーーーーーーー

とても興味深い話だと思いました。
ドラマや映画などの舞台設定があると、
その世界の中で様々に想像を膨らませ、
それを演技としてどのようにでも表現できる、
まさに3の創造性が活きている、と感じます。

この3の創造性が際立っている著名人には、
体操の白井健三選手、映画監督の是枝裕和さん、
コピーライターの糸井重里さん、
歌手・俳優の星野源さんなど、
各界に多数いらっしゃいます。

どの人も、どこか、他の人とは違う発想力だったり、
独特な世界観を持つ人ばかり。
それを生み出すのが、彼らの頭の中にある
もう一つの世界です。

3の子どもには、とにかく、いろんな体験をさせること。
その子の世界観を広げてあげることが大事です。
小さい頃にたくさんのインプットがあれば、
それを自分なりの想像の世界で
さらに大きく広げ、独自の才能が開花していきます。

無理に「周囲の子と同じように」とさせると、
持ち前の発想力の芽を摘んでしまいかねません。

もし、言葉が遅かったり、
お友達と遊ぶことに関心がなかったり、
幼稚園・保育園・学校に行きたがらなかったり、
ということがあるようでしたら、
そのお子さんは未来の天才かもしれません。

ネイチャー理論普及協会では、
子どもの才能を引き出す子育てを目指しています。
まずは、気軽なお茶会から、体験してみてくださいね。

■ネイチャー理論マスターコーチ
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「相互理解」が世界を救う

北朝鮮のミサイル騒ぎで、
日本中が朝から騒然としています。
こういう時は、
マスコミの情報に乗せられるのが
一番良くありません。

これがすぐに戦争に繋がるとは
言えないかもしれませんが、
世界が確実に不安定化に向かっている、
ということは否定できません。

私は、平和の反対は、
「分断」だと思っています。

分断はなぜ起きるのかといえば、
それは「相互理解の欠如」です。

相互理解のためには、
まずは、自分を好きになり、信じること。

自分自身を受け入れられない人は、
自分と異なる考え方の人を
受け入れることは難しいものです。

私が「ネイチャー理論」を普及する理由、
それは、相互理解を広め、
平和な世の中をつくるためです。

自分が本来持っている持ち味・強みを
客観的に理解して、まるごと受け入れる。

どんな能力でも、いい結果を生むには、
プラスの方向に使わなければなりません。

自動車だって、便利な移動手段であると同時に、
一歩間違えれば凶器になります。

自分の持っている能力を
世の中を良くする方向に使うのか、
他人を攻撃したり陥れるために使うのか。

意図せず人を傷つけてしまうことがないように、
知らず知らずのうちに自信を失わないように、
気づかぬうちに世の中にネガティブな影響を
及ぼすことがないように、
私たちは、自分自身がどういう能力特性を備えているか、
それをまず知る必要があるのです。

そして、もし、裏目にでる方向に使っていたのなら、
意識して「表にひっくり返す」のです。

感情的になり過ぎて人を傷つけていた人は、
その感情のエネルギーを愛の力に変えればいい。

弁が立つあまり、相手を言い負かしてばかりの人は、
平和に役立つ知恵を大勢の前で話せばいい。

周囲の目を気にして行動できなかった人は、
みんなが心地よく居られる場づくりをすればいい。

全部、平和に役立つ方向に向きを変えるだけ。

 

私たちにはもう時間があまり残されていません。
今すぐ、自分のできることを始めなければならない。
「自分の命」という道具を
相互理解と平和のためにどう使うのか、
それを一人一人が考えなければならないと思うのです。

今、自分自身のことで悩みを抱えている方、
まずは、悩みを解消して、
自分の魂が志している方向に進める状態になりましょう。

ネイチャー理論を学んでくださった方は、
周囲で悩んでいる方を片っ端から救ってください。
そして、共に、分断から相互理解へ進めるよう、
手助けしてあげてください。

ネイチャー理論は、
そのためにある、そう私は考えています。

学びたいという方がいらしたら、
どこへでもお伺いします。

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「ものの見え方」は人によって違います

コミュニケーションの問題、
家庭でも職場でも、どこでも起こります。
コミュニケーション上の問題の発端は、
「認識ギャップ」だと私は考えています。
つまり、人によって、物事の見え方、捉え方が、
それぞれ全く異なっている、ということです。

ネイチャー理論では、
タイプごとに物事の認識の仕方に違いがある、
ということを客観的に理解することができます。

同じ「現象」を見たときに、
「大変だ!」と思うか、
「別に大したことない」と思うか、
年齢や経験年数による部分もありますが、
ネイチャータイプの違いの影響が
とても大きいと感じます。

「視力の違い」にも似た感覚

例えば、目でものを見る、という場合、
当然ですが、視力の違いで認識は変わってきます。

アフリカのサバンナに暮らす人たちは、
視力が5.0くらいある、と聞いたことがあります。

広大なサバンナで、遠くの動物も見つける、
そういう習慣で、自然と目がよくなったのかもしれません。

そういった人たちが、5km先のキリンを発見して、
「あそこにキリンがいるよね」と言ったとしても、
たぶん、私にはなんのことやら????です。

これと同じようなことは、
日常的に起こっているのですが、
私たちは、つい、ものの見え方はみんな同じ、
という勘違いをしてしまいがち。

人の気持ちをキャッチすることが得意な
「2」を持っている人は、
「〇〇さん、こんな気持ちなんだなあ」
という感覚が普通なので、
相手の感情をキャッチしない人を見ると、
「あの人は冷たい」と評価してしまいます。

直感的に物事の本質をキャッチする「1」の人は、
「理由はわからないけど、絶対こっちだ」
と感じていて、それをそのまま表現します。
すると、他のタイプの人は
「そんなこと言われても、理由がわからないと…」
と思ってしまいます。

場の空気感を読み、
その場に合った行動を重んじる「5」の人は、
どんな場面でも自分の考えを率直に話す人を見ると、
「空気読めないなんて最低だ!」
なんて思うこともあるかもしれません。

相手にはそう見えているんだな、という感覚

ネイチャー理論を学んだ人たちが、
心が穏やかになったり、
コミュニケーションの問題が解消したり、
ということには、
この部分が大きいのだと思います。

同じ出来事に遭遇したとき、
身近な人が自分と全く違う反応をする、
そんなとき、それまでは、
「なんでそんなこと言うのよ!」とか、
「それはおかしいんじゃない?」
といった反応をしていたところが、
あ、この人は〇〇のタイプだから、
そういう風に見えてるんだなあ、
だったら、こういう風に伝えてみればいいかな、
と思えるようになるのです。

人はみんな違うという前提に立つ

そうはいっても、私たちは、
自分が感じているものが唯一の現実で、
それ以外の感じ方も理解の仕方もできません。

これを書いている私ですら、
他のネイチャータイプの人については、
「そういう感じ方をしている」ということを
情報として理解しているだけで、
本当の意味で、その「感覚」はわからないのです。

でも、ネイチャー理論に出会う前と確実に違うのは、
「人はみんな違うものの見方をしている」
ということを、心底腑に落ちてわかっている、
ということなのです。

以前は、同じ組織に属して、
同じ行動様式に則って仕事をしている人は、
全員、同じように物事を理解するはずだ、
と思っていましたし、
家族なんだから、何も言わなくても
分かり合えるのは当たり前だ、
そう思っていました。 

だから、ネイチャー理論を知ったとき、
ものすごく驚きましたし、
同時に、自分が今まで周りの人に感じてきたことの
理由が明確にわかって、
非常に「スッキリ」したのです。 

争いやもめごとは、相互理解の欠如からです。
お互いを理解する、と、よく言いますが、
その本当の意味は、
「人はみんな違う」という前提に立つこと、
私はそんな風に考えているのです。

☆ネイチャー理論について詳しくは
 Webサイトをご覧くださいね!

naturetheory.jimdo.com

「自己承認」がすべてのスタート!

普段、前向きな人とばかり
過ごしているので、
SNS上でたまたま見かけた
不寛容、攻撃的な人たちの話で、
ああ、日本は全体としては、
今そういう危機にあるんだった、
ということを思い出しました。

自分と違うものに対して
攻撃的な態度をとるのには
さまざまな要因がありますが、
一番は、
「自分で自分のことを認められない」
ではないかと思います。

小さい頃から、
親をはじめとした身近な大人から、
きちんと認めてもらえなかった人は、
いつも「怯え」のようなものを
抱えている場合が多いと感じます。

強い「存在承認欲求」が、

相手を攻撃する方向に働いている、

そのように私は考えています。

小さな子が、親の気を引こうとして、

わざとイタズラや意地悪をする、

というのと似ています。

 

しかし、この「存在承認欲求」という
「心のバケツ」は、
時間はかかるかもしれないけど、
今から満たすこともできると思うんです。

あなたは素晴らしい、
あなたは必要な存在だ、

こういうメッセージを
伝え続ける人が1人でもいれば。

そのツールが、
私にとっては、

「ネイチャー理論」です。

 

車や機械と同じように、

人間にも「機能・性能」があります。

正しく使えば、役立つ機能も、

使い方を誤れば凶器にもなる。

人間の「能力」も全く同じなのです。

 

今、自分を認められない人は、

素晴らしい機能・性能を

マイナスに作用する方向にしか

使ってこなかったのかもしれません。

それをプラスに作用する使い方に

変えていくことをすればいい。

「自分を変える」のではなく

「自分の能力の使い方」を変えるのです。

 

この世に生まれてきたときから、

悪意があって攻撃的、

そんな人はいないですよね?

あるいは、

「どうせ私なんて」と言う3歳児など、

いないと思いませんか?

小さなときはみんな純真無垢です。

どこかの時点で、

自己否定や攻撃性などが

身についてしまっただけ。

 

みんなが、自分自身を認め、

丸ごと受け入れるようになれば、

自然に世の中は平和になります。

なぜなら、

自分自身を認め、受け入れる人は、

他者を攻撃する必要性を感じないから。

 

そんな世の中をつくるために、

一緒にネイチャー理論を

広めてくださる方を増やしたい、

そう思っています。

 

ネイチャー理論について詳しくは

こちらをご覧くださいね。

https://naturetheory.jimdo.com/

 

 

自分の強み、活かしてますか?

「あなたの強みはなんですか?」

この質問に、スパッと答えられる人って、

実はそんなに多くないのではないかと思います。

 

「短所ならいくらでも言えるんですけど・・・」

なんて人もいらっしゃいますよね。

 

ネイチャー理論は、自分の強み・弱みを知り、

強みを生かし、弱みをうまくカバーする、

その方法を知るためのツールです。

 

私が、このことを強く意識するようになったのは、

ドラッカー」の存在が大きいと思っています。

ドラッカーは、「経営学の父」とも呼ばれた、

まさに、20世紀の「知の巨人」です。

 

7〜8年前からドラッカーを読むようになった私は、

「強みを活かす」「成果をあげる」「貢献する」

といったキーワードにとても心惹かれました。

そして、「自分の強みって何なんだろう?」

と思うようになりました。

 

ストレングスファインダー、マヤ暦、個性心理学・・・

いろいろなもので、自分で調べたり、診てもらったり、

その中でも、このネイチャー理論での分析が、

私にとっては本当にスッキリと気持ちよく感じました。

 

自分自身のことを知る、ということは、

ただそれだけで終わってしまってはもったいない。

自分をどう使い、自分の人生を使って、何をするのか。

それを見つけるために、ドラッカーの本は、

本当に助けになると感じています。

私にとってはまさに、

「より良い人生のための生き方読本」です。

 

ただ、ドラッカーは、最初は本当に読みづらくて、

多くの人が「もしドラ」から、

「マネジメント〜エッセンシャル版」に進んで、挫折・・・

という道のりを辿ってしまい、

ドラッカーは難しい」

「自分には読むのは無理」

と思ってしまいます。

 

そこでオススメしたいのが「読書会」。

同じ本を数名で集まって一緒に読む。

毎回1章ずつ、それぞれ読んできて、

感じたことや疑問点などをシェアします。

このやり方で1冊がんばって読み終わると、

ドラッカーの用語や考え方に慣れて、

自分でも読めるようになっていきます。

 

ドラッカーの本は、読んで「面白い!」

だけでは意味がありません。

書いてあることを「実践」することが大事!

一つでも、どんな小さなことでもやってみる。

それがいずれ、大きな成果につながっていく。

そう思って、自分でも読み続けていますし、

読書会活動も広げています。

 

そして、今回は、

住む場所を選ばず参加できる、

オンライン読書会を開講することにしました!

全国各地の人たちが1冊の本を介してつながれる、

なんて素敵なんだろう〜・・・

 

詳細は下記をご覧くださいね!

ドラッカー読書会 - 聴心コーチ・首藤 ひろえ

 

「発達障害」を疑う前に

とある番組で、発達障害の子どものいる家庭に密着取材、

というものを放送していました。

 

そこで発達障害の特徴の例として紹介されていたものは、

こんな項目でした。

  • 気持ちの切り替えができない
  • 何かに没頭したら、親がいくら言っても
    止めることができない
  • 友達の輪の中に入ることができず、
    うまく集団遊びができない
  • 注意や指示を聞いてもすぐに忘れてしまう

 

ネイチャー理論では、

1つのことに集中・没頭すると他のことが目や耳に入らない、

気になることはとことんやり切らないと気が済まない、

大事なことをすぐ忘れてしまう、などは、

それぞれのタイプで全部説明がつきます。

それは「正常」と言われている人でも、

大人になった後でも、ある程度は見られる傾向です。

 

では、なぜ、それがここまで極端になって、

「手に負えない」状態を作ってしまうのか。

それは子育てのプロセスが大きく影響しているのではないか、

私はそのように考えています。

 

例えば、思い立ったらすぐやりたい、

興味の対象物以外目に入らない、という性質、

ネイチャータイプ「1」を持つ子の場合、

行動の衝動が抑えられません。

 

あるいは、探究心旺盛で、とことん突き詰めようとする、

ネイチャータイプ「6」を持つ子の場合、

どんな遊びでも、やり尽くして満足するまでやらないと、

フラストレーションがたまります。

 

頭の中の空想やイマジネーションの世界が豊かな

ネイチャータイプ「3」を持つ子の場合は、

他の子と一緒に遊ぶより、

自分の世界に浸っていることがとても心地いいのです。

 

このように、もともと持っている特性は、

大人になるにつれて、社会性が身につくことで、

無意識や衝動的に外に出すことは

徐々に少なくなっていきます。

ただし、それは、

幼い時に目一杯その行動をして欲求が満たされ、

親からしっかりと受け止めてもらえている場合です。

 

幼児期に、こうしたネイチャータイプの特性行動を

無理やりに押さえ込もうとすると、

逆に「私をわかって!」と言わんばかりに、

その行動はさらに大きく、強く現れるようになります。

自分の持っている性質を親に受け止めてほしくて、

より強くアピールするのです。

 

このテレビ番組に出てきた子どもたちは、

そういう状態なのではないか、と感じたのです。

 

先日、ネイチャー理論を子育てに活かす、

というテーマで講座を行いました。

託児を設けなかったので会場には小さい子もたくさん!

観察していると、本当に、幼い頃は、

ネイチャータイプがそのまま行動に表れるなあ、

と感じました。

 

じーっとお絵かきやおもちゃに没頭している子

目についたものは走り寄って触ってみたくて仕方ない子

少しでも思い通りにならないとかんしゃくを起こす子・・・

 

でも、子どもたちのネイチャータイプも把握して、

その解説もしながらの講座だったので、

そんな子どもたちの行動も例として取り上げ、

なぜ、そうなってしまうのかを

話させていただいたので、「あ〜!なるほど〜!」と、

会場は温かな笑いに包まれていました。

 

もちろん、特定の考え方や行動が苦手な子には、

サポートしていくことも大切です。

でも、その前に、

幼児期に、ストレートに現れるネイチャータイプを

ありのままに受け止めて、

思いっきり欲求を満たしてあげてほしいのです。

そうすることで、子どもは成長に伴って、

自分のネイチャータイプを上手にコントロールできる、

という状態に育っていきます。

 

「みんな違って、みんないい」

という考え方と同時に、

その子の特性を知って、いい面を伸ばす、

という考え方が広まってくれたら、と願っています。

 

ネイチャー理論を子育てに活用する考え方については、

お茶会スタイルの気軽な場をつくっています。

ぜひ話を聞いてみたい!というお父さん・お母さん、

気軽にご依頼くださいね。

 

■ネイチャー理論について詳しくは・・・

naturetheory.jimdo.com