本来の自分を知る!ネイチャー理論の世界へようこそ

一人一人の生まれ持った能力特性を知るネイチャー理論のブログです

人を育てる、とは?

人材育成はどのくらい大事なのか?

組織で働く人にとって、

「人材育成」は大きなテーマです。

 

ドラッカーは、企業の成果について、

・直接の成果(売上や利益など)

・価値への取組み(企業理念に関連すること)

・人材育成

この3つが揃っていなければならず、

どれか一つが欠けても、

「組織は腐り、やがて死ぬ」言いました。

なんて怖い表現!

 

でも、人材育成の本質をわかっている企業は、

実はあまりないのではないか?

そんな気がしています。

 

人と仕事

人は、自分が見たものしかできません。

知識として知っている、という程度では、

行動が伴わないものですよね。

 

すると、組織の中でも、

「人を育てる」と言ったとき、

自分がやってきたことをやらせること、

という風に考えてしまう人が多いのです。

 

「人」と「仕事」は、

本来、分けて考える必要があります。

仕事はとても客観的、

人は「心」を伴っているので、

理屈では割り切れない情緒的なものです。

 

高い知識と技術を持っていたとしても、

成果が出ない人がいるのはこのためなのです。

 

言ってみれば、

ハイスペックな高級車を持っているのに、

運転方法がわからず、

恐る恐る、ノロノロ運転しているような感じ。

 

最近、このスペックと運転方法のギャップが

大きい人が増えているような気がします。

 

自分の機能・性能を知る

何からやればいいのか?

それは、まず、

「自分の車の機能・性能を知る」

というところからだと思います。

 

どこをどう押すと何の機能が作動するのか。

どのくらいの強さでアクセルを踏むと、

一番いいエンジンの燃焼効率が得られるのか。

どのくらいハンドルを切ると、

どのくらいの曲がり方をするのか。

 

これを自分でもわからない人がたくさんいます。

自分でわからないことには、

周囲の人がどんなにその人を褒めても、

「そうかなあ?」となってしまって、

さっぱり前に進みません。

 

一番いいのは、

育てる側・育てられる側が一緒になって、

その人の持ち味を客観的に知ることです。

 

企業・組織全体で、

持ち味を生かした働き方を実現する、

そう考えていくと、

人を育てることは、業務と別々なのではなく、

まさに、業務と一体で行うことができる、

そんな風に考えています。

 

それができたら、

どんな会社も「ドリームチーム」になれる、

そう思って作ったのが

「ドリームチーム・コーチング」です。

小さくて強いドリームチームをたくさん作ること!

これが今の私の目標の一つなのです。

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