生年月日による統計分析はインチキなのか?
久しぶりのブログ更新です。
このネイチャー理論、かなり多くのビジネスフィールドで活用され始めました。
自分自身の強みを知り、周囲のスタッフの強みを知ることで、自分に合った仕事の仕方がわかり、また、チーム運営の仕方が的確にわかる。
これを活用することで、自分の力を今までより以上に発揮できるようになった方もいて、お伝えできてよかった、と思います。
ところが・・・
中には、こうした統計分析による手法を真っ向から否定される方もいらっしゃいます。
根拠がない、仕事に使うのは不適切、というご指摘です。
では、「根拠」とは何なのでしょうか?
おそらくそういう見解を持つ方は、根拠という言葉をのは「原因ー結果」の関係が証明されているもののことと捉えているのではないかと思います。
そうなってくると、世の中の事象は、原因と結果の関係性が未だ解明されていないものだらけです。
例えば「引力」の存在を否定する人は誰もいませんが、これもまた、地球上の引力がなぜ発生するのかを明解に説明できてはいないことは有名な話ですよね。
統計的手法は、たくさんの事象を集めてきたときに、ある有意な傾向値が現れる、ということで、それを実生活に適用するという意味で、非常に有効です。
あとは、「好み」の問題、といえそうです。
人は、初めて触れるものに対しては、大概、懐疑的です。
そして、それを受け入れ、信じるかどうか、ということについては、「自分が納得すれば受け入れる」という人と、自分が今まで経験してきた世界観の中にあるかに左右される人がいます。
今より良くなりたい。
何か変化を起こしたい。
成長したい。
こうした意欲を持つ人は、非常にオープンで、自分の感覚を信じて、新しいものを受け入れようとします。
現状維持が良くて、何も変えたくない。
変化してほしいけれど、自分は変わりたくない。
こうした人たちは、自分の感覚を信じることが難しく、新しいもの、未知のものへの拒絶反応が強いのです。
ネイチャー理論は、まだ、それほど知られていませんが、知り、活用し始めた人から、どんどん良い変化が起きてきています。
生年月日による統計分析は、「占い」のように受け取る人がいて(本来は、占いも、古来から受け継がれた人類の叡智ですが)、インチキ呼ばわりされてしまう場合も少なくありません。
とても残念なことです。
私の伝え方も、まだまだ磨いていかなければならないと感じています。
変化を望む人、自覚している人だけに伝えていては、現状維持のつもりで、どんどん衰退していってしまいます。
一人一人の本質的な輝きを信じ、すべての人が能力を発揮できる世の中を目指して、伝え続けていきたいと改めて感じています。