本来の自分を知る!ネイチャー理論の世界へようこそ

一人一人の生まれ持った能力特性を知るネイチャー理論のブログです

「ものの見え方」は人によって違います

コミュニケーションの問題、
家庭でも職場でも、どこでも起こります。
コミュニケーション上の問題の発端は、
「認識ギャップ」だと私は考えています。
つまり、人によって、物事の見え方、捉え方が、
それぞれ全く異なっている、ということです。

ネイチャー理論では、
タイプごとに物事の認識の仕方に違いがある、
ということを客観的に理解することができます。

同じ「現象」を見たときに、
「大変だ!」と思うか、
「別に大したことない」と思うか、
年齢や経験年数による部分もありますが、
ネイチャータイプの違いの影響が
とても大きいと感じます。

「視力の違い」にも似た感覚

例えば、目でものを見る、という場合、
当然ですが、視力の違いで認識は変わってきます。

アフリカのサバンナに暮らす人たちは、
視力が5.0くらいある、と聞いたことがあります。

広大なサバンナで、遠くの動物も見つける、
そういう習慣で、自然と目がよくなったのかもしれません。

そういった人たちが、5km先のキリンを発見して、
「あそこにキリンがいるよね」と言ったとしても、
たぶん、私にはなんのことやら????です。

これと同じようなことは、
日常的に起こっているのですが、
私たちは、つい、ものの見え方はみんな同じ、
という勘違いをしてしまいがち。

人の気持ちをキャッチすることが得意な
「2」を持っている人は、
「〇〇さん、こんな気持ちなんだなあ」
という感覚が普通なので、
相手の感情をキャッチしない人を見ると、
「あの人は冷たい」と評価してしまいます。

直感的に物事の本質をキャッチする「1」の人は、
「理由はわからないけど、絶対こっちだ」
と感じていて、それをそのまま表現します。
すると、他のタイプの人は
「そんなこと言われても、理由がわからないと…」
と思ってしまいます。

場の空気感を読み、
その場に合った行動を重んじる「5」の人は、
どんな場面でも自分の考えを率直に話す人を見ると、
「空気読めないなんて最低だ!」
なんて思うこともあるかもしれません。

相手にはそう見えているんだな、という感覚

ネイチャー理論を学んだ人たちが、
心が穏やかになったり、
コミュニケーションの問題が解消したり、
ということには、
この部分が大きいのだと思います。

同じ出来事に遭遇したとき、
身近な人が自分と全く違う反応をする、
そんなとき、それまでは、
「なんでそんなこと言うのよ!」とか、
「それはおかしいんじゃない?」
といった反応をしていたところが、
あ、この人は〇〇のタイプだから、
そういう風に見えてるんだなあ、
だったら、こういう風に伝えてみればいいかな、
と思えるようになるのです。

人はみんな違うという前提に立つ

そうはいっても、私たちは、
自分が感じているものが唯一の現実で、
それ以外の感じ方も理解の仕方もできません。

これを書いている私ですら、
他のネイチャータイプの人については、
「そういう感じ方をしている」ということを
情報として理解しているだけで、
本当の意味で、その「感覚」はわからないのです。

でも、ネイチャー理論に出会う前と確実に違うのは、
「人はみんな違うものの見方をしている」
ということを、心底腑に落ちてわかっている、
ということなのです。

以前は、同じ組織に属して、
同じ行動様式に則って仕事をしている人は、
全員、同じように物事を理解するはずだ、
と思っていましたし、
家族なんだから、何も言わなくても
分かり合えるのは当たり前だ、
そう思っていました。 

だから、ネイチャー理論を知ったとき、
ものすごく驚きましたし、
同時に、自分が今まで周りの人に感じてきたことの
理由が明確にわかって、
非常に「スッキリ」したのです。 

争いやもめごとは、相互理解の欠如からです。
お互いを理解する、と、よく言いますが、
その本当の意味は、
「人はみんな違う」という前提に立つこと、
私はそんな風に考えているのです。

☆ネイチャー理論について詳しくは
 Webサイトをご覧くださいね!

naturetheory.jimdo.com